グリーンのインターシード作業について

かねてから懸案となっていた、グリーンコンディション向上のためインターシード作業を開始しました

当倶楽部のグリーンはクリーピングベントペンクロスという、多くのゴルフ場で使用されてきた品種ですが、経年による衰えがでてきていることが問題となっていました(芝の力が弱ってくると暑さに弱くなったり、病気にかかりやすくなったりしてしまいます)

そこで、暑さや病気に強い新世代の品種に更新するためにインターシード作業を行います

インターシードとは今のグリーンに、より品質の高い品種の種をまき、品種転換をはかることです
この方法の利点は、通常営業でグリーンを使用しながら品種改良を行えることです
一方で、一気に品種が入れ替わることは難しく、長い期間にわたって同じ作業を行う必要があるという弱みもあります

細かく小さな穴を開けながら種を埋め込んでいく機械で作業を行います


作業で使用する品種はトリプルセブン(777)
世界的に高い評価を得たダブルオーセブン(007)の後継となる第5世代の品種です

前述のとおり、すぐに品種転換を実感するのは難しいと思いますが引続きお客様に満足いただけるグリーンクオリティーを目指して作業を行ってまいります