あの人と19番ホール

市村操一

筑波大学名誉教授。教育学博士。 米国イリノイ大でスポーツ心理学を修める。

コース設計家の加藤俊輔先生のお話に、良いコースの条件として「メモラビリティ」を挙げていましたが、それは、来場して、プレーして、家に帰っても、しみじみと思い出すことができるホールがあることなのです。日光CCは、まさに記憶に残るホールが多いコースですね。特に、10番、11番、12番と、ロング、長いミドル、長いショートと続くリズムが好きですね。11番でギュッと絞めて12番で少し緩めて…ラウンドしているとわかりますが、コース全体に心地良いリズムがあります。それと、同じようなホールがないからレイアウトも憶えていられるのですね。またこの倶楽部は、古き良き時代の最後のメンバーシップの創り方、在り方を示しています。これからは、メンバー個人の楽しみから一歩踏み出して、青少年の健全育成という観点からジュニア育成をするには、良い倶楽部ではないでしょうか。